おだぎりクリニック、町田市中町、循環器科、内科、血管外科、小田急町田駅 徒歩2分おだぎりクリニック

血管外科

血管外科について

全身の血管を取り扱う外科です。クリニックでは手術などは行いませんが、動脈硬化や、静脈瘤などの血管病変の発見、進行予防を中心に行います。

 

◆大動脈の病気
代表的な大動脈の病気としては、「大動脈瘤(血管がコブのように膨らむ)」「大動脈解離(血管の壁が剥がれてしまう)」があり、ともに、生命に直接かかわる大きな病気です(動脈が破裂すると死亡する危険性があります)。
緊急手術が必要な場合もあり、診断と治療に際しては、血管外科の専門知識と経験が不可欠な病気です。

 

◆四肢の末梢動脈の病気
末梢動脈の代表的な病気は、「(下肢)閉塞性動脈硬化症」と「急性動脈閉塞症」です。
長年かけて動脈硬化が進行し、動脈の壁がボロボロに傷んで、いよいよ詰まってしまう病気が「閉塞性動脈硬化症」。血栓などが、突然、動脈に詰まってしまうのが「急性動脈閉塞症」です。お腹から足にかけての動脈が詰まりやすくなります。
動脈が詰まると、新鮮な血液が組織に十分に流れなくなりますので、「痛み・しびれ・歩くとだるくなる(間欠性跛行)」といった症状を引き起こします。

 

※「メタボ」は血管病の最大の原因です!

大動脈の病気も末梢動脈の病気も、高血圧・高脂血症・糖尿病(いわゆるメタボ)の患者さんに多く生じます。
また血管病の方は、心筋梗塞・狭心症・脳梗塞を合併することも多く、「足がだるい・冷たい・痛い・しびれる」という症状がある場合、早めに血管の検査を受けるのが望ましいと言えます。
当院では、血圧脈波測定装置・エコー検査等の体に負担のない検査で診断し、更なる精密検査(造影CT検査、MRI検査、皮膚組織灌流圧測定(SPP)、カテーテル検査、等)が必要な場合には、連携病院に検査を依頼・予約します。

血管(静脈)の病気

◆下肢静脈瘤


静脈の病気の中で、最もよくみられるのが「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」です。
「下肢静脈瘤」とは、足の表面の静脈に、老廃物を多く含んだ血液が充満し、「足の血管がボコボコと膨らむ」「かゆい・湿疹が治らない」などの症状を引き起こします。
静脈の中にある一方通行を保つ血液を支える弁が壊れることによって生じ、その原因は、遺伝的素因・妊娠・加齢・立ち仕事など様々です。
静脈瘤は命に直接かかわるような病気ではありませんが、静脈疾患はかゆみをともなううっ滞性皮膚炎や潰瘍の形成など足の健康をひどく障害する場合もありますので、適切な治療を行う必要があります。
現在当院では手術は行っていないため、外科的治療が必要な場合は適切な血管外科専門施設を紹介いたします。

 

◆深部静脈血栓症

「深部静脈血栓症」は、主にお腹から足にかけての太い静脈の中に血栓が出来て閉塞してしまい、著しい足のむくみや強い痛みを生じる病気です。
詰まっている静脈内の血栓が剥がれてしまうと、血流に乗って心臓から肺へ流れ込み、肺の血管を詰まらせてしまう(肺塞栓症)を生じることがあります。
多量の血栓が肺の血管に流れ込んでしまうと命を失うこともあり、突然死の原因の一つになっています(エコノミークラス症候群、旅行者血栓症)。
血栓が詰まっている部位、血栓の状態(硬さ・大きさ・可動性など)を正確に診断し、なるべく早く適切な治療を始める必要がある病気です。

 

◆下肢の冷え、むくみ
長時間の立ち仕事などで日頃よく感じる単純性のむくみから上述の深部静脈血栓症、リンパ浮腫、蜂窩織炎などむくみを生じる疾患は様々です。ただ、一般的に診断が難しく様々なクリニックを転々とする患者さんも少なくありません。また、「冷え性」も治らないものとあきらめて我慢されている患者さんも多くいます。お気軽に相談してください。